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前回の記事で書いたように、急速な生産性向上により貧富の差が拡大し易い社会になりました。 windows95以降急速に進んだIT化により、従来なら考えられなかったスピードで生産性向上が進み、その結果多くの人の仕事がこの世の中から消滅しました。 政治の目的は国民の幸福度を最大化することです。そのためには「貧富」の「貧」の側の幸福度を上げることが効果的だと考えられます。 今回のテーマ、ワークシェアリングは生産性向上により減ってしまった仕事を優秀な人たちだけで寡占するのではなく、1人あたりの労働時間を短くすることで、多くの人たちで共有しようという考え方です。 でも、これは現実的な方法でしょうか。個別の私企業は常に生産性向上を目指しており、個人個人に対してもそれが達成されるよう目標設定します。 一方で生産性向上を目指す会社があり、もう一方では生産性向上を喜べない社会がある、ということになり矛盾に満ちた世の中になりそうです。 PR |
生産性を上げると、今まで10人必要だったことが5人でできるようになります。その分1人当りの時間を短縮して、みんなで仕事をシェアできればいいんですが、仕事はだいたい忙しい人に集中するものです。忙しいということは出来る人ということでもあるので、当然です。それが大規模に起きると、勝ち組・負け組がはっきりして、貧富の差が広がるという仕組みです。
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